※注※最終更新2018年2月時点、未発売のテキストについて昨年度用のテキストへリンクしています
超初心者さんがゼロから始めて1発で合格するための
宅地建物取引士の勉強方法とオススメテキストです。
美容系専門学校出身の私が、
不動産業界の事務員に転職→宅建主任者手当欲しさに勉強。
(当時は宅地建物取引主任者という名前で、取得すれば会社から月額3万円支給されるのがメジャー。)
見事1発合格した実話を元に
合格までのスケジュールを書いてみました。
今年絶対受かりたい方は、この記事をきちんと読んで読んでみてください。心を込めて書きましたので、流し読みではなく、STEPごとにちゃんと読んで欲しいです。
目次タイトルをクリックすると該当部分に飛べます。
- STEP1 マンガで基本の基本を学ぶ(11月~1月頃)
- STEP2 テキストと〇×問題で基本を網羅する(2月~6月頃)
- STEP3 過去問・要点整理(6月~8月頃)
- STEP4 模試でブラッシュアップと復習(9月~直前)
- STEP5 本試験
STEP1 マンガで基本の基本を学ぶ(11月~1月頃)
法学部出身の方や不動産業界で働いている方は、
ここは飛ばしてSTEP2へ進んでください。
「善意の第三者」「抵当権」などの用語を全く聞いたことのない方は
まずは基本の法律用語・業界用語の意味をおおまかに把握しましょう。
「善意」「悪意」などの法律用語を初めて聞くという方が、
3か月で短期合格っていうのは正直厳しいと思います。
実際に私がそうだったんですが、
突然過去問を見ても問題文の意味がよく分からないですから。
初歩の初歩から勉強して確実に受かるなら、
10ヶ月以上はかかると思ってほしいです。
早めに勉強を始めましょう!!!
...とはいえ、1年も先の試験だと思うとついつい先伸ばしになってしまいがちですし
意味不明な用語が並んだテキストを最初から読んでも、意味不明なまま。
そんな初心者さんのために、とっても素敵な本があるんです!!
それが、マンガで読める宅建士の本。
発売時期も、だいたい10月~11月のものが多いですので
発売してすぐに購入するくらいのタイミングが一番良いと思います。
発刊元は気にしなくて良いです!
これから買いそろえる問題集やテキストとメーカーを揃える必要はありません。
自分の好きなマンガを選んでください。まずは、専門用語への抵抗をなくしましょう。
(基礎用語を覚えるためなので、個人的には安く抑えるために発行年度が2~3年以内の中古も許せる範囲かと。)
オススメのマンガ本3冊
2018年版 マンガ宅建士 はじめの一歩
宅建マンガテキストの元祖のようです。
中身のマンガの絵は、古い感じ(新聞の4コママンガのイラストみたい)ですが、今風のイラストに抵抗ある方には良いと思います。
Kindle版もあるので、アプリで即読めるのも嬉しいです。
電車の中や休憩中に読めちゃいます!!
うかる! マンガ宅建士入門 2018年度版 (日経の「うかる」シリーズ)
「宅建」「マンガ」で検索したら上位にでてくるのでとても人気なんだと思います。
イラストのクオリティが高くてとーっても今風!
若い方はこちらのイラストの方が馴染みやすいと思います。
立ち読みしましたが、イラストだけじゃなく中身もちゃんとしてました。
こちらもKindle版があるので、片手間に読み進めましょう。
2018年版 マンガ宅建塾 (らくらく宅建塾シリーズ)
「らくらく宅建塾」シリーズです。以前の職場の同僚はこれで勉強してたみたいです。
STEP2 テキストと〇×問題で基本を網羅する(2月~6月頃)
初めての基本テキスト選びは慎重に
ある程度基本的な法律用語に慣れてきたら、ここからが本当のスタート地点。
そして、ここが一番重要な部分です!!
この頃には宅建の基本書は各社出揃ってますので、自分に合いそうなものを選んで買います。
が、なんでも良い訳ではありません!!
購入するのはあくまでも”基本書”。できるだけ詳しいものを選びます。
合格だけを狙って「時間短縮」を謳い文句に最低限のことしか書いていないテキストがたくさん出回っていますが、それだけしか使わない勉強法は、私はオススメしません。
STEP3でご紹介するような要点整理の本ならまだしも、中途半端な本の購入はお金と時間の無駄です。
STEP2の基本書+STEP3の要点まとめ本の両刀使いがオススメ。
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お勧めの宅建士基本テキスト
Amazon、楽天、LECやTACの公式HPリンクも貼っておきます。
会員登録すれば出版元公式HPのほうがお得に購入できたり特典がありますので、そちらも検討してみてください!届くのが早いのはAmazonかもしれません。
みんなが欲しかった! 宅建士の教科書 2018年度 (みんなが欲しかった! シリーズ)
わかって合格(うか)る宅建士 基本テキスト 2018年度 (わかって合格る宅建士シリーズ)
東京リーガルマインド 資格のLEC 宅地建物取引士 2018年版 出る順宅建士合格テキストセット(書籍セット)
1冊ごとも買えます↓
1 権利関係
2 宅建業法
3 法令上の制限・税・その他
問題集セットもあります↓
基本テキストを読む→テキストに付随している簡単な練習問題を解く
基本書を読み進めていき、
1章ごとに『テキストを読む➡練習問題を解く➡出題された部分のテキストを再度読む』
(例えば、「相続」「農地法」などの最小区切りの範囲ごと)
1章ごとに「読む➡解く➡振り返る」を繰り返すことで、着実に知識をつけていきます。
ここでいう「練習問題」は、過去問や問題集ではなくテキストに付随している基本問題のことです。
どうしても理解できない問題や覚えられない暗記部分があるのは仕方ないので、
付箋でもつけておいて次に進んでください。
※本を読むと眠くなる人やどうしても理解不能な場合はネット講義!
”資格講座を受けるのはお金もかかるし独学とは言えない”
と最初からあきらめていませんか?
最近はインターネット上のオンライン講義が発達し、価格も安くなっています。
私が受験したときに同じサイトで調べたら最低10万はかかりましたけど
現在はテキスト込で3万円くらいでお手軽に受けられる講義があるんですね!
いろんな書籍を買って失敗し、再受験するくらいなら
すこし頑張ってお金を払って、1発で合格したいですよね。
ここでお勧めなのがLEC(レック)とTAC(タック)。
え~、基本テキストも買ったのにコースも受講したら
二重にお金がかかっちゃう。。。と思った方に朗報です!
LECさんもTACさんも、”テキスト無しコース”というのを準備してくれていますので
既に該当のテキストを買ってしまった方は”テキスト無しコース”を購入してくださいね!
違う出版社のテキストを買ってしまった方は、テキストセットを購入された方がよろしいかと思います。
LEC
LECさんは今年は3万円くらいのプランないのかな?でも、無料で受けられるお試し無料講座があるのでこれは必ず受けてみてください。もし気に入ればそのまま本コース申し込んでも良いかも。(独学という趣旨とは違ってきますが))
TAC
独学者向けに約3万円で購入できるコースがあります!!テキスト一式揃えるのも結構高いし、これはお得。
STEP3 過去問・要点整理(6月~8月頃)
去年の過去問を解いてみる
この段階まできて初めて、
前年度の過去問を何も見ずにまるっと解いてみましょう。
・・・如何でしたか?
- 合格点が取れている方→その調子で。私からの助言は必要ないようです。
- 30点前後の方→要点整理、復習を怠らなければ大丈夫です!どこをなぜ間違えているのかをきちんと理解し、復習してみてください。
- 20点以下の方→STEP1、STEP2をきちんとこなしましたか?ここからが踏ん張りどころです!もう一度STEP2に戻ってください!試験まで時間がないから”マキ”でね!!
それぞれ現在の実力に合わせて復習していきましょう!
自分の苦手な分野を把握しましょう!
要点整理の本に切り替える
過去問で間違えてしまった箇所を復習する際、
今まで使っていたテキストではなく、要点整理の本を使ってみてください。
間違えた問題はどの章の部分なのか(例えば「代理」や「建築基準法」などという意味です)目次からひいてみて、苦手な単元はどこなのかを把握します。
また、目次からひくことによって今までがむしゃらに勉強してきたことの全体像が把握でき、この時点まできてやっと「木ではなく森全体が見える」ことによって頭がスッキリしてくるはずです。
暗記が必要な部分は要点整理の本で表を使って暗記しましょう!
復習、要点整理にピッタリの本を2冊ご紹介!!
※注※2018年2月時点一部昨年度のテキストへリンクしています
2017年版どこでも宅建士 とらの巻※発売日注意
これこれ!!この、LECリーガルマインドさんのとらの巻に本当に助けられました。
暗記したい部分がわかりやすく表になっていて、覚えやすかった。
発売日は遅いです。(毎年受験年度の4月ごろ発売)
他のテキストよりも発売日が遅いのにはちゃんと理由があります。
なぜかというと、その試験年度の法改正に完全対応している!!
これさえ完璧に覚えられたら、頻出問題は正解すると思う。本当にオススメ。
たまに出るマイナーな問題やひねくれた問題に関してはこの本ではなくて
STEP2の完全網羅基本テキストを読みかえしていただきたい。
2018年版 パーフェクト宅建 要点整理
(信頼と実績本気になったらパーフェクト宅建シリーズ)
こちらは1月ごろ発売です。
STEP4 模試でブラッシュアップと復習(9月~直前)
最後は模試。
私は自宅で受けましたが
本番の空気に慣れたい人は会場受験がオススメです。
STEP3で購入した本(私が実際に使用したのは宅建とらの巻)を
で暗記部分を暗記しましょう。
とらの巻は、持ち運びにも便利なサイズなので
試験当日もカバンに入れて試験会場まで持っていき、ギリギリまで見返しました!
テキスト購入での模試
通信・通学で受ける模試
STEP5 本試験
運ではなく実力で受かれるようになっているはずです!
自分を信じて、頑張ってくださいね。